マンガ「鈴木先生」感想
- 作者: 武富健治
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2006/08/11
- メディア: コミック
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鈴木先生1巻~4巻までを読んで。
鈴木先生の教育方針は独善的だと言う意見もある。
でも、このマンガで言いたいのは、鈴木先生の意見や、マンガの中で出した結論が、常に正しいわけではない、ということだと思う。
- どんな些細な事についても論理的に考え、自分の意見を持つこと
- 違う意見の人を尊重し議論すること
の大切さを訴えているマンガなのだ。
4巻で生徒たちを説得するために出した、「経験/体験=経験率」という式。
体験したことを活かすかどうかは、その人の心持ち次第、という意味である。詭弁のような気もするが、面白い考え方だ。
将来、自分の子供にも伝えたい。