自己啓発本「逆転力~ピンチを待て」指原莉乃 感想
- 作者: 指原莉乃(HKT48)
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/08/11
- メディア: 新書
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HKT48指原莉乃の自己啓発本っぽいタレント本。
内容は、彼女の生い立ち、ちょっと変わったものの考え方、処世術など。
AKB48の頃の指原さんのことは特に興味はなかった。
でも、博多に左遷されてからの彼女の活躍、HKT48でのプロデュース力には、感心させられるところもある。
彼女の根本にあるのは、
・自分自身を客観的に突き放して見る力
・ピンチや挫折にあってもすぐに忘れるポジティブさ
・空気を読んで発言する計算高さ
・小学生の頃からの生粋のアイドルオタク気質(彼女自身がハロプロ大好き)
で、それらがフツーの人と比べて突出しているらしい。
その分、恥ずかしさ・落ち込むこと・他の子への嫉妬などの感情が欠落していると、本人も自覚している様子。
女性アイドルというのはどうしても、ドジで弱くて頼りなく見える子の方が得。
その方が、ファンは守ってあげたい・応援してあげたいと思うから。
今の指原さんはその逆でHKT48のお局キャラなんだけど、ファンは彼女の山あり谷ありのタレント人生を物語として楽しんでるんだと思う。