映画「ベイマックス」感想


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映画「ベイマックス」を家族で鑑賞。
ネタバレするかもしれないので、これから観に行くつもりの人は以下読まないように。

 

 

 

 

 

 

 

ディズニー定番の夢や優しさにあふれる感動ストーリーだけかと思っていたけど、

・カーチェイス・飛行シーン・メカなどの映像のワクワク感
・ベイマックス(ロボット)のコミカルな動き
・戦隊ヒーローもの要素
など、想像以上に男の子向けの映画で、僕も子供たちも楽しめた。
それが、ディズニーのマーケティングにより計算しつくされたものだと分かりつつも、面白いものは面白いと認めざるを得ない。
敢えて難を言うなら、敵とされる人物の行動にやや説得力がないことくらいか...

この作品、主人公ヒロの成長物語として考えると、三段階の精神的な成長をしているように思う。

第1段階:ロボットバトルに明け暮れるヒロが兄の大学研究室を見て、「この大学に入りたい!でないと生きている意味が無い」と感じ、必死に勉強するようになる。

第2段階:大事な人を失ったヒロが、仲間に支えられて生きる目的を見つけ、ロボット研究に打ち込むことで、明るさを取り戻す。そして、リーダーシップも発揮するようになる。

第3段階:最後は敵をも許す優しさを身に付けると共に、科学は争いのためではなくて人間を守るためのものだと理解する。

これらの段階的な成長が短時間にきちんと描かれていることが、一番の面白さなのだと感じた。

http://www.disney.co.jp/movie/baymax.html