サイエンスカフェ「3Dプリンタ」@九州工業大学飯塚キャンパス

8/8(金)夜
長男と二人で九州工業大学飯塚キャンパス開催のサイエンスカフェへ。
これは、大学外の一般の人が、九工大の先生から最新技術を教えてもらい気軽に質問したりするイベント。テーマが、僕と長男二人とも興味のある3Dプリンタだったので参加してみた。

前半は、3Dプリンタの仕組み・それにより社会がどう変わるか等の紹介。
後半は、九工大のデザイン工房という3Dプリンタが3台ある部屋の見学。
(今の九工大生は3Dプリンタを自由に使えるらしい。うらやましいですね。)

学んだこと

  • 3Dプリンタが紙の2Dプリンタ並に低価格化して家庭に普及すれば、模型や家庭用品などのデータを購入ダウンロードして、家庭で印刷するのが一般的になる。そうすると、品切れ状態がなくなり、運搬・在庫コストもかからなくなる(海外工場も不要になる)。また、3Dデータを修正して自分の好みの形にカスタマイズもできるようになる。
  • 住宅・食べ物・骨・臓器なども3Dプリンタで作れるようするため、研究している人がいる(数年~10年後くらいには実現?)。
  • 3Dプリンタ技術は20年くらい前から発明されていたのだけど、最近になって製品化されて注目されるようになったのは、特許が切れたから。

 感じたこと

  • 3Dプリンタはまだ高価で素材も限定されるため身近な存在ではないが、これからもっと一般的になって世の中を変えていく技術であることは間違いない。インターネットやスマートフォンが20年間で当たり前になったように。
  • レゴ好きの長男は、家庭で好きなだけ好きな形のレゴブロックを作れるようになるのが夢らしいのだけど、サービスとしてはもうあるらしい。3D印刷は天神や飯塚のFabLab(一般向け有料3Dプリンタ利用施設)で出来るらしいので、3Dデータを入手して今度行ってみようと思う。
  • 参加者は20人くらい。大学生と大人ばかりで子供は長男一人だけだったけど、内容はモノづくり好きの小学校高学年だったら十分理解できて面白いと感じられるものだったと思う。また、一度長男には、大学がどんなところなのか見せたかったので、そういう意味でも良い機会だった。今回のことが刺激になって、もっと勉強を手を抜かずに取り組むようになってほしいのだけど。

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