映画「ゼログラビティ」感想
長男と映画「ゼログラビティ」(3D吹替版)を観に行く。
3D映像は噂通り凄かった。
宇宙から見た地球・日の出、フワーッと浮いて飛んでいるような感覚、人工衛星の破片が高速で飛んできてぶつかりそうになるところなど、これまで体験したことの無い感覚だった。
スペースワールドで(無理ならUSJでも可)でアトラクションにならんかな、と思う。
ストーリーは単純。
国際宇宙ステーションから離れた宇宙空間で孤立状態になってしまった主人公が、宇宙遊泳したりソユーズ宇宙船に乗ったりして生き延びようとする話。
この映画の敵は、無重力、慣性の法則、酸素の欠乏、そして孤独。どの敵も、形も意思も無いけれど、恐ろしい。
特に、宇宙空間で掴む物の無い状態で、どこまでも慣性の法則(等速直線運動)で飛ばされていく恐怖なんて、想像したこともなかった。
(ジョジョの奇妙な冒険第2部のカーズの気持ちが少しわかった気がする。)
そして、この映画を観たら、当たり前のように今ここにある、地球の重力・摩擦・空気のありがたみを感じさせてくれる。